Goruck(ゴーラック)という元アメリカの軍人が立ち上げたブランドのリュックがHuckberry(ハックベリー)という通販サイトで売っていました。Goruckは運動着や靴も作っていますが、彼らのリュックサックはとても頑丈でその筋の人々に特に高く評価されています。私はIngressというゲームのイベントでその存在を知り、東京でイベントがあったときにGoruck GR Echoというリュックサックを購入して2年ほど使っていました。そんな折に、Huckberryというアメリカのライフスタイル系通販サイトとコラボレーションしたGR1 Slickというリュックが販売開始&即ソールドアウトという話をSNSで見かけて、チェックしたらちょうど再販されたところだったので購入することにいたしました。
そもそもGoruckは元グリーンベレーのJason McCarthyが2008年にGR1というリュックサックから立ち上げたブランドです。いくつかの製品(私が購入したGR Echo含む)は廃盤となっておりますが、GR1は今でも人気ナンバーワンのリュックサックです。今回購入したSlickはその人気商品のカスタマイズ版で、Goruckはじめミリタリー的なグッズに見られるモールシステム(molle)とパッチを張るベルクロを外側から削ったものです。そのためコーデュラ1000dというタフな生地そのままで、無骨なミリタリー感をおさえ、よりシンプルな製品になっています。その昔、同じようなアイデアでSlickシリーズのSK26というのはあったそうですが21Lのサイズはありませんでした。
Goruckは中に重り(鉄板)を入れてみんなでトレーニング的な行軍をするイベントがあるくらいタフな仕様になっています。私もGoruck GRを購入するまでは、リュックサックは軽ければ軽いほどよい、と考えていましたが、このGoruckを使い始めてからは、ある程度の重さがあった方が心地よいことに気づきました。最初から9kg近いのを背負うのは肩や腰、膝への負担がありますが、ある程度重くしたほうが体にフィットします。これはストラップ、ベルトが肉厚だからだと思うのですが、多少重いものを背負いたいと価値観が変わるほど良いリュックサックだと思います。
日本でGoruckの製品を購入しようとすると、以前はJOURNAL STANDARDなどで扱いがあったようですが、Goruckの通販サイトもしくはHuckberryで注文するしか方法はありません。ヤフオクやメルカリにはたまに出品されています。
Goruckの通販サイトで購入すると送料がかかります。カートの確認ページで送料の見積りを計算でき、FedExの International PriorityかEconomyの2つの選択肢がありどちらもだいたい50USDちょい(約5500円くらい)となります。
GoruckサイトでGR1は$265なので、送料込みだと$316.59 (35,000円弱)となります。なかなかいいお値段しますね。
一方、HuckberryのサイトでGR1を買おうとすると295USDです。本体は30ドルも高くなります。しかし、Huckberryは$198以上のお買い物であればInternarional送料が無料になります。少しお買い得になりますね。
カートに入れて必要事項を入力して支払えば後は待つだけです。配送はアメリカの郵便局USPSの国際便(First-Class Package International Service; Small Packet)です。今はCOVID-19の影響か米国内の輸送に時間がかかったのか注文から約20日で商品が到着しました。日本国内の配送は郵便局が追跡入力ありの郵便物として行ってくれました。箱ではなく袋に入っていましたが、中身に問題はありません。
私はPayPal(ペイパル)で支払いを行いましたが、海外通販では支払い方法(クレジットカード会社)によって為替レートが異なります。Googleで検索するとモーニングスターの結果が出ますが、これは取引所のレートなので、個人が支払うときのレートとは少し値が違います。カード会社への手数料がオンされるので予想より+2~4%くらい高くなると思うのでご注意ください。