プトラ・モスク Masjid Putra

クアラルンプール近郊の街、プトラジャヤにあるピンク色のモスクプトラ・モスクに行きました。外観も内装も全てピンクなのでピンクモスク、とも言われています。

アクセス方法と注意事項を記録します。

アクセス方法

タクシーで行くのは簡単でしょうが、公共交通機関（電車とバス）で行くこともできます。今回は電車とバスを使って行ったときの記録をまとめます。

簡単にまとめると、

空港と市内を繋ぐ電車であるKLIAトランジットのプトラジャヤ＆サイバージャヤ（Putrajaya Cyberjaya）駅に行く。
プトラジャヤ＆サイバージャヤ駅のバスターミナルから出ている循環バス（Nadi Putra社のL15）に乗って、モスク目の前のMasjid Puttajaya,Presiaran Perdana駅で下車。

の二つを乗り継いで行くことができます。2のバスは片道1MRです。

知らない土地で、電車とバスを乗り継ぐのは、急にハードルが高く感じられますが、このバスは循環バスなので、定期的にバスが来るし、帰りも同じバス停です。思った以上に簡単です。

プトラジャヤ＆サイバージャヤ駅を下車後、バスターミナルに向かいます。駅を降りると案内の看板がちょこちょこあるので、バスターミナルには迷わずに行くことができます。

その途中でロッカーがあるので、荷物を預けることができます。カフェレストラン、キオスクもありますが、朝7時ごろは開いていませんでした。

朝7時半頃についたのですが、バスターミナルのインフォメーションは開いていませんでした。

Google mapで調べるとNadiPutra社のバスL7またはJ05でモスク近くの駅まで行き、そこから徒歩で7〜8分、と出てきましたが、近くにいたバスの運転手のおじさんに尋ねたところ、このL15の循環バスを教えてくれました。

運賃は乗車の際に現金で払いますが、お釣りは運転手によってくれたりくれなかったりするため、小銭を用意しておくと良いです。

バスは地元の会社員であろう人たちがたくさん乗っていて、私より先に下車して行きました。道路が混んでいなかったので乗って20分ほどで到着しました。

バスの通る道は広くてきれいに整備されていて、脇には立派な建物が立ち並んでおり、このあたりは会社が多いのかな、どの建物も見応えがあるなあ、とぼんやり思いながら車窓を眺めていました。

あとで調べたところ、このプトラジャヤ市は行政都市らしく、大使館や入国管理局といった政府機関が集まっていて、さらに観光地としても有名な場所だそうです。早朝だったので、飲食店やお土産やさんが開いておらず、まったく気がつきませんでした。

ちなみにタクシーだと10分くらいで到着します。帰りにタクシーも検討していたのですが、モスク隣のインフォメーションで相談したら、流しのタクシーはいないのでUberを使うように、と言われました（2018年にUberは東南アジアから撤退し、その事業はGrabに引き継がれています）。

クアラルンプールの公共交通機関の乗り換え案内サイト↓

https://moovit.com/?lang=en&utm_source=seo_lines&customerId=4908&metroId=1082

プトラ・モスク観光の注意事項

プトラモスクに行くにあたって、移動手段以外に注意することは一般公開時間です。ムスリム以外の一般見学は時間が決まっています。

土曜日から木曜日は 9:00~12:30／14:00~16:00／17:30~18:00の3回です。金曜日は15:00~16:00／17:30~18:00の2回のみです。

以下は私の記録です。

※モスクの写真があるので、現地でモスクを見るのを楽しみにしている人は控えてください。

バスを下車すると、正面にプトラ広場、奥に緑色の屋根の連邦政府庁舎、左手にピンクモスクがありました。

到着したのが8時半（公開開始30分前）だったため、広場と湖畔をぶらぶらすることにしました。

モスクの周りの湖はクルーズ船が出ていて、その周りには飲食店やお土産屋さんがあるらしいのですが、朝はまだやっていませんでした。朝はとても静かでした。

ぶらぶらしていると清掃員の男の人に声をかけてくれました。彼はバラナシから仕事でクアラルンプールにきたそうです。

バラナシ！　いつか行ってみたい！　と伝えると、ああ、そうだね、それもいいかもね、とつれない返事でした。私にとってはガンジス川で有名なバラナシですが、彼にとってはただの実家なのでしょう。こちらでの仕事は楽しいのかと尋ねたところ、街が美しくて、皆親切で住んでいて楽しい、と言っていました。確かにクアラルンプール滞在中は声をかけてもらえたり、バスを止めてもらえたり、親切にしてもらうことが多く、また私自身も道を聞かれたりと、助け合うことがごく普通になっている国民性？なのかなと感じました。

9時が近づいてきたところで、モスクに戻ると、観光バスが3台ほど到着していて、中華圏の観光客でモスクが混み始めていて驚きました。