2015年10月31日にロンドンのチェルシー地区にあるサーチ・ギャラリー(Saatchi Gallery)で開催されていたマドモアゼルプリヴェ展に行ってきました。サーチ・ギャラリーは最寄り駅のスローン・スクエア駅から徒歩で5分くらいの場所にあります。
サーチ・ギャラリーは大きな塀に囲われています。入り口を入ると広い芝生と年季の入った美術館が見えてきます。会場の外には30名ほどの列ができていましたが、数分で中に入ることができました。
会場に入る前の案内にこのマドモアゼル プリヴェ展は来場者用のアプリ(VISITER’s APP)があると書かれており、ギャラリーのFree Wi-Fiもあったのでアプリをダウンロードしました。アプリはBluetoothなどをもちいて館内のビーコン(最寄りの展示の解説を出したり、ARでココ・シャネルが歩いたりします。2015年当時はハイエンドのスマホでもやや固まりがちだったと記憶しています。
会場に入るとココ・シャネルのプライベート(Prive)な部屋を模した空間があり、壁にはココ・シャネルのシルエットが動き回っています。
この展示ではシャネルがハットで高い評価を得て、その後のクリエイション(香水やジュエリー)へとつながっていくストーリーの始まりを表していたのだと思います。展示物としては箱のほうがハットより目立っていました。
このエントランス以降はジュエリー、パルファム(香水;シャネル N°5)、ファッション(オートクチュール)、の3つがそれぞれ主題におかれた展示が続きます。
ジュエリーはパリのヴァンドーム広場のファインジュエリーショップ住所が書かれていて、多くのハイジュエリーが並んでいました。最も警備員の多いエリアでもありました。このヴァンドーム広場はココ・シャネルの定宿であったホテル・リッツの向かいにあり、続くシャネルパルファムのビンのインスピレーションにもなっていただろうと、後年カール・ラガーフェルドも語っていました。
ジュエリーに続いてパルファム(シャネル N°5)がテーマの展示にはいりますが、薄暗いインスタレーションがメインで写真を撮るのが難しかったです。
そして最後にオートクチュール/ファッションのゾーンです。ココ・シャネル(ガブリエル)時代のものだけでなく、カール・ラガーフェルドがデザインを行うようになってからのものも多く展示されています。洋服そのものやそれを着用したミューズのポートレートなどが飾られていました。
2週間という短い会期でしたが、タイミングよく見ることができてよかったです。このときは入場無料でトートバッグやポスターもいただけました。
2019年10月19日からは東京でも開催されるそうなので、ご興味があればぜひ行ってみてください。
https://mademoiselleprive.chanel.jp/
シャネル CHANEL NO.5 ロー ハンドクリーム 50ml
シャネルの5番がハンドクリームになっていました。サラサラのテクスチャーでさっと潤うハンドクリームです。
information
店名 shop | Saatchi Gellery |
URL | https://www.saatchigallery.com/ |
住所 Location | Duke of York’s HQ, King’s Rd, Chelsea, London SW3 4RY |
アクセス Access | Subway: Sloan Square station Bus:Duke of York Square (Stop G) |
営業時間 Business Hour | 10am-6pm, 7 days a week, (last entry 5:30pm) |
言語 Language | English |
Wi-fi | ○ |
クレジットカード Credit Card | ? |
トイレ W.C. | ○ |