BONAJUTO ボナユートのチョコレートバー ロバミルクチョコレート Donkey milk chocolateを購入しました。ヤギミルクのチョコレートは食べてみたことがあるのですが、ロバミルクは珍しいので購入してみました。
ボナユートはシチリア島のモディカで1880年に創業した歴史あるチョコレートブランドで、以前イタリア・ローマにて別のフレーバー(ナツメグ Nutmeg chocolate)を購入しました。それも美味しかったので、別のページにて記録しています。
日本では、渋谷スクランブルスクエア1階にあるチョコレートのセレクトショップ c7h8n402 (チョコガカリ)に取り扱いがあります。
今回購入したロバミルクを用いたタブレットDonkey Milk Chocolateはパッケージにあるとおり、Bonajuto LAB(ラボ)という実験的な位置づけなようです。
基本的にボナユートはチョコレート発祥の古代中央アメリカのレシピに基づいて、カカオと砂糖だけというシンプルな材料で作られています。砂糖の粒が溶けきらないため、シャリっとした触感になります。そのため、チョコレートを割ると断面がざらざらしていてところどころにキラっとした砂糖の粒が見えます。
このロバミルク Donkey Milkもナツメグや他のボナユート同様、最初にシャリシャリとした砂糖の食感があります。口の中で溶けていくうちにまったりとクリーミーな舌触りに変わっていきます。
クリーミーな舌触りですが、牛乳とはまた違ったクリーム感です。ロバミルクと聞いて、ヤギのミルクのような独特な香りを想像していたのですが、クセが強いわけでもなく、牛のミルクのようなフレッシュなミルク感とも違い、優しいクリーミーな味わいです。
食感にある砂糖の甘さは控えめで、シャープな甘さではなく、ほんのりと穏やかな甘さがロバミルクの甘みと調和して美味です。
ボナユートはジンジャー、レモン、シナモン、マジョラム、カルダモン、ソルトなどさまざまなフレーバーのチョコレートや、産地別のシングルオリジンチョコレートなども製造しているメーカーです。日本国内でも手に入ります。862円〜とやや高めですが美味しいチョコレートです。フランスのショコラティエや日本のビーントゥバーとは少し異なる印象がありますので、一度お試しください。また、イタリアでは安価に購入できるので、イタリアに行った折にはぜひチェックしてみてください。
https://www.bonajuto.it/en/prodotto/nutmeg-chocolate/