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ドライヤーの比較 @ビーモンスター

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ダイソンやレプロナイザー(ヘアビューザー)、クレイツイオンといった高級なドライヤーをビーモンスターで使うことができます。スタジオによってはダイソンだけだったりもしますが、なかなか高いドライヤーを試す機会、ましてや濡れた髪を実際に乾かす機会はないので、それぞれの使用感の比較を記録しておきます。

ダイソン Dyson Supersonic Ionic

言わずとしれた高級なダイソンのドライヤーです。ダイソンはサイクロン式の掃除機を初めて開発したメーカーとして人気を博し、さまざま風を吸ったり吐いたりする機器を販売しているメーカーです。高級ドライヤーの代名詞的存在だからか、ビーモンスターでも一番置かれているように感じます。

見てのとおり風を出すノズル部分が短く、軽く持ちやすい作りで、風も強いです。電源や風量、温度設定のスイッチ類が本体持ち手の後ろ側にあるので、初めて使うときには少し迷いますし、押すのかスライドするのかがわかりにくいので、恵比寿のスタジオなどではスイッチが壊れていたりもしました。風量も温度もそれぞれ3段階から選ぶことができます。赤いボタンが風の温度です。

ドライヤーというプロダクトとしての高級感は今回比較したもののなかで一番です。ドライヤーなのに生活感が少なく、出てくる風の質も他のとは一線を画し、ブレの無い風の強さは感じます。ただホコリのフィルターが弱いのか長く使っていると出てくる空気がホコリぽくなったり、髪がパサパサになるように感じました。あまりおすすめはしません。乾くのは早いですが、髪のキューティクルがなくなる雰囲気です。

家電量販店や直販で売りたいようで、amazonで安心して変えるところは見つけられませんでした。定価49,500円(税込)

メーカーサイト https://www.dyson.co.jp/hair-care/hair-dryers/dyson-supersonic-ionic/dyson-supersonic-iron-fuchsia-gifting-edition.aspx

バイオプログラミング 3Dレプロナイザー

バイオプログラミングの レプロナイザーはダイソンの次によく置いてあるドライヤーです。数年前に美容系の雑誌で話題になったヘアビューザー(リュミエリーナ社)の後継機という認識で良いと思います。リュミエリーナ社のバイオプログラミング事業といった感じでしょうか。

いつの間にかビーモンにも置かれるようになっていました。持ったら親指でスイッチを押し上げるだけなので、初めて使ったときからノールックで温風を出せるでしょう。使い勝手がとても良いので、ジムに置くなど不特定多数の方が使うドライヤーとしては最適だと思います。見た目の割に重くないので安っぽいフックにかけておいても大丈夫そうです。

風は普通に強いくらいです。こちらのウリは高温でも髪が傷まないようにするバイオプログラミングという技術で、他のドライヤーで乾かしたときよりも髪が潤い、ツヤが出るように感じました。髪のうねりもある程度抑えてくれるようにも感じますし、なかなかよいです。温風の温度調節などはできませんが、高温でも髪が傷まないのであれば問題ないのでしょう。手前のスライドスイッチで電源オフから、Cold→Low→Highの3段階で操作できます。温度調整ができるドライヤーを使った後だと、少し熱くなるように感じますが、同じ場所に当て続けなければ問題ないですし、 電源の上にあるColdボタンを押せば温風が冷風になるので大丈夫です。

価格は41,800円(税込)です。ビーモンに置いてあるモデル(3Dレプロナイザー)より上位の機種に4Dレプロナイザー(52,800円)というのもありました。

メーカーサイト:https://bioprogramming-club.jp/collection/repronizer3dplus

クレイツイオン エレメアドライ

突然ビーモンスターに現れ、いつの間にか姿を消しつつある新ドライヤーがクレイツイオンのエレメアドライです。今回紹介するなかでは最も安価です。しかしサラサラ効果へのコスパは最も高いです。

横の電源ボタンを長押しすると40度の温風が出ます(ドライヤーのインターフェースとしてはわかりにくいです)。
温風の温度は40℃、60℃、80℃、100℃、120℃と20℃刻みの5段階と冷風から選ぶことができます。ここまで選べるのは他では見たことありません。風量はHigh(強)とLow(弱)の2段階です(2段階であればプラスとマイナスのスイッチを別につける必要はないと思います)。ドライヤーでスライドスイッチが無いというのも珍しいです。電源を含めてすべてプッシュ式ボタンです。

40℃ではなかなか髪が乾かないのですが、80℃くらいにして乾かすと十分な強さの風でドライすることができます。プレミアムクレイツイオンというイオンの効果で髪の水分量を整えてくれるそうです。このイオンの効果かは実証できていないのですが、エレメアドライを使うとダイソンなどを使ったときより明らかにツヤや潤いが感じられます。サラサラになります。特に髪が太くて重めの方にはオススメです。

ボタンが持ち手の前面でも背面でもなく側面についている珍しいデザインです。右手で持つと親指で押せば良いのですが、左手で持つと薬指や小指のあたりにボタンが来るのでちょっと使いづらいです。

ジムで共有するドライヤーとしては使い勝手(ユーザーインターフェース)がいまいちですが、髪の毛がサラサラになるのを実感できるよいドライヤーだと思います。

定価19,800円(税込)販売ルートは割と絞っているようなので、amazonで見つけることはできませんでした。

販売サイト: https://www.shellion.co.jp/products/detail/338
メーカーサイト: https://createion.jp/products/elemeadry

パナソニック ナノケア EH-NA0B

ビーモンには置いてないのですが、使ってみてよかったので簡単に紹介しておきます。前述の3機種と比べて重く大きいのですが、うるおいが1800%と書いてあるように髪が潤います。しっとりまとまるという意味では本機が一番のように感じます。

乾かしているのにしっとりする感じです。機能も一番豊富でスライドスイッチでoff→set→dry→turboと風量調節ができ側面のボタンでhot/cold/scalp/care/skinのモードにそれぞれ切り替えられます。careとskinはturboのときには選択できません。

メーカーサイト:https://panasonic.jp/hair/dryer/products/EH-NA0B.html

髪が細めの方はこちらのナノケア、重めの方はクレイツイオンにするのが個人的にはおすすめです。

ダイソン以外はどれもおすすめできるドライヤーなんですが、どちらにせよフィルターにほこりが溜まっていきます。ちょっと面倒なんですが、こまめに掃除するように気をつけていきましょう。

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