大分の工房で作られるスタイリッシュなチョコレート
最近食べたチョコレートで美味しかったものの記録です。
大分県にあるチョコレート工房 HARU chocolateの板チョコレートTANZANIA cacao 70%です。
バナナのフルーティで華やかな香りと渋みが魅力的なTANZANIA cacao 70%。
カカオの豊かな風味を活かすために、テンパリング(温度を上げて一度溶かしたチョコレートを固めるまでの温度調節)で温度を精密にコントロールしています。このチョコレートはテンパリングで温度を上げすぎないことで砂糖の粒が残り、なめらかな口溶けとは違い、しゃりしゃりとカカオや砂糖を感じる珍しい歯触りのチョコレートになっています。
HARU chocolateのすべてがそういう食感というわけではありません。実際、試食したHARU chocolate Columbiaはなめらかな舌触りのチョコレートです。こちらはナッツ系のスモーキーな風味が美味でした。
また、この工房の板チョコ(タブレット)の特徴として、板チョコでよくある溝のようなものがありません。あの溝は冷却を早めたり、型からの外しやすさが目的だそうです。型を使うと冷却が難しいのかわかりませんが、一枚一枚丁寧に作られていることが感じられます。
他のメーカーだとパッケージにテキスタイルやブランドロゴが印刷されていることが多いですが、このシンプルで無機質な雰囲気もHARU chocolateの魅力の一つです。
箱の中にある小さな冊子には、他の商品の紹介や製造方法が書かれています。チョコレートの保存方法も書いてあり助かります。
こちらの工房では豆の買い付けから製造、販売までを行なっており、ハイカカオのチョコレート以外に、レモンチョコレートやイチゴチョコレートなど季節限定のフレーバー・チョコレートを作っているようです。私が行ったときはレモンチョコレートの時期でしたが、すでに売り切れていました。また、大分の工房ではカフェメニューも楽しめるようです。
通販は行っていないようで、大分の工房、大分、福岡にある取扱店やイベント出店しているときにだけ購入できます。
https://www.haru-chocolate.com/